Apr 11, 2013

Museu da Carris

リスボンはトラムの街です。
路線によって違うみたいだけど、古くて小さな昔のトラムがいまでも現役で走っています。




1両編成で車両が短め。
高低差が多い街なのですが、急な坂もすごい勢いで上ってゆきます。
このトラムを運営しているのがカリスという会社。
なぜかかの有名なトラベルガイドブックにも載っていないのだけど、Museu da Carrisという路面電車の博物館があります。


はじめに案内されるのは、カリス社所蔵の鉄道関連グッズ、例えば切符、切符切り、制服、手書きの書類あれこれ等々が飾られた建物。
室内だからうまく撮れなくって写真はないんだけど、歴代チケットのかわいいこと!
何が書いてあるのかわからない書類も、紙モノ好きとしては見逃せず。
古いタイプライターや什器もいい味出してました。


このスペースとは別に古い車両が展示されている建物があり、そこまでは専用の(他のお客さんがいなかったから貸し切り)トラムで連れて行ってくれます。
運転手さんはとても親切だし、なんだかスペシャル感あり。



歴代のトラムたちが整列していて、鉄道ファンならずとも見惚れます。


そしてなぜか、活版印刷機や版がたくさん並んだスペースがあり、これもまたよろし。
最後にミュージアムショップを見たら、先程のトラムで元の建物まで連れて帰ってくれます。

最新型のトラムもちらほら見ましたが、リスボンの古い街には古い型のトラムがとても似合うので、できるだけ長く現役でがんばってほしいものです。


Museu da Carris
Rua 1º de Maio, 101 - 103 Lisboa
http://museu.carris.pt/en/

2 comments:

  1. 横文字の切符、いいですねえ。
    日本の切符ももちろん!好きですけれど
    こんなペラペラのも旅の雰囲気あっていいな。
    カラフルな車両もいかにも外国風な感じでいいですね。

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    1. 亜さん

      カラフルなんだけど品があって、素晴らしく芸術的なトラムです。
      トラムが走ることで街が華やかになり、風景のひとつとしても欠かせないものだなぁと思います。
      切符はどの国のを見てもかわいく感じますよね!

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