May 31, 2014

Prie ANGELO

タリンから飛行機で1時間30分弱、あっという間にリトアニアの首都ヴィリニュスに到着。
どちらの都市も街の中心から空港まで3〜5kmほどと近いこともあり、本当に一瞬です。
ヴィリニュスの気温はタリンと比べると5度以上高く、朝は少し肌寒いものの日中は適温。
雨も朝方はパラっとしましたが次第に晴れて来て、移動してきた甲斐がありました。


朝ごはんはこちらのカフェで。


ミュージシャンが集う場所なのか、壁面にはトランペットを吹く人が描かれたタイルが敷き詰められ、その間にはミュージシャンと思われし皆さんからのメッセージとサインが。




あと、奥に岩のようなものがあり、ここにアンティーク品が捨てられるようにディスプレイされていて興味深かったです。ここにもアコーディオンなど音楽にまつわるものが。
他にも古いコーヒーの粉挽きなど、アンティーク品を上手くインテリアに活かしていました。

そもそもこのお店、なぜ選んだかというと、ポテトパンケーキなるものが街で一番おいしいというレビューを見つけたからなんです。
相方はオムレツ、私はサラダを頼みつつ、ポテトパンケーキをシェアすることにしました。


ハッシュドポテトとパンケーキを合わせたかんじの食べ物。
かなりゆるめの生地で、多めのバターで外をカリっと焼いています。
ソースなし、マッシュルームソース、サワークリームとチーズのソース、あとはベーコンのソースが選べたのかな。
クリームベースのマッシュルームソースにはディルがしっかりかかっています。
ずばりこれ、とても美味しい!
ただ、ソースの水分ですぐにカリっと感がなくなってしまうので、ソースを別でもらって適宜かけながら食べられたら完璧。
なぜかデザートコーナーにあるメニューなのですが、量もしっかりめなので、1人分の朝食としてちょうどいいんじゃないかと思います。
明日の朝早めにヴィリニュスを出てしまうので、もう食べられないのが残念。


Prie ANGELO
Užupio gatvė 9, Vilnius 01202, Lithuania

May 30, 2014

Tallinn City

エストニアの首都タリンは、人口40万人ほどの比較的小さな街。
電車はなく、トラムとバスが市民の足です。
緑や公園がとても多く、自然を生かしながら上手に街づくりがされています。


観光の中心となる旧市街は小道の奥や細い階段沿いにもぎっしりとお店が入っているのですが、モダンなレストランやお土産屋さんも看板や外壁が古い建物にしっくりとなじんでいるせいか、他の都市と比べて観光地感が低いように感じます。
旧市街以外の街並みもきれいなところが多く、エストニア人は美意識が高いのではないかな。
ちなみに治安は日本よりもいいように思います。



学校さえもさすがのかわいさ。


ここに生徒さんが並んで勉強することもあるんでしょうか。
青、黒、白のエストニア国旗も素敵です。

今回はタリンに4泊とゆったりめの日程にし、することがなくなったらレンタカーでエストニア国内を回ろうかと話していたのですが、タリン周辺は相変わらずの寒さと霧雨続き。
丸2日で行きたいところにはすべて行けたので、2泊で切り上げて急遽飛行機とホテルを予約し、行く予定にしていなかったリトアニアの首都ヴィリニュスに向かうことにしました。
青空のもとで美しいタリンの街を写真に収めたかったなぁ。
少しですがエストニアのものをお買い物したので、それはまた帰ってからUPしたいと思います。

Boheem

相方が時差ボケで早く目覚めてしまうので、朝は8:00台に出て市場へ。
昨日と今日とそれぞれ別の大きな市場に行ったのですが、売る人も買う人も恐らく平均年齢60歳以上。若い人はひとりも見かけず、かといって年配のお客さんもまばらで、ヨーロッパの首都の市場としては珍しく、なんだかとても寂れた雰囲気でした。


野菜も果物もお花も豊富で新鮮そうなものが多く、場所もわりと便利なんですけどね。
いまはいちごがシーズンなので1パック買ってみましたが、日本のものにはかなわないもののなかなか美味しかったです。

今日はJaama Turgというタリン中央駅近くの市場をひととおり見終えた後、ひっそりとしたエリアにある一軒家カフェに歩いて向かいました。
古い木造アパートを改装したお店です。



お茶だけにしようと思ったけど、なんとなく気になってクレープをオーダー。


これがなんと、禁断のコンデンスミルクがけ!!
しかし合うんですねー。
クレープ生地の焼き方が完璧。
こんなにあまあまなのは今日だけということで。。


一方相方はといいますと、昨日行った別の市場で食べたピロシキがもーのすごくおいしくて、このカフェでもそれっぽい雰囲気のものを頼んでみたんです。
そしたら全く違うものが出てきた。しかも、何これ?
けれど意外にも、「すごくおいしい!」とのことで私も一口。
んー、ほんとにすごくおいしい。
フィリングはマッシュしたポテトと炒めたオニオンかな。
これを生パスタのような生地で包んでいて、味付けはハーブをしっかり効かせつつスパイシーに仕上げてあります。
あとで調べてみたらごはんのクオリティがかなり高いお店だということがわかり、納得。
これ、再現してみたいけど、エストニアでよく食べられる味なのかそれともこのお店オリジナルなのかというところからしてわからず。
後を引く辛さと絶妙な食感が最高でした。


Boheem
Kopli 18, 10412 Tallinn, Estonia
https://www.facebook.com/Boheem.Kohvik.Kalamajas

May 28, 2014

Leib Resto Ja Aed

スーパー晴れ男&晴れ女なので、2週間の旅行でも一度も雨が降らなかったりたいていは毎日いいお天気なのですが、今回は初の悪天候。
昨日に引き続きとっても寒く(日中の気温は5-6度で風が強い)、霧雨続きです。
傘を持っているし寒いから手袋を外したくないしで、街並みはきれいなのですがカメラを出すのも億劫になり、写真の枚数が極端に少ないです。
せめて雨が降らなければな。。

ランチに行ったお店は外の景色が素晴らしく、15〜20度くらいで少し肌寒いかもしれないけどせっかくだからテラスで食べようと出発前に妄想していたのですが、まさかまさか。


ここがレストランの入口。お兄さんがお店に材料を運んでいます。



階段を上って左側はこのような風景。突き当たりにお店があります。
旧市街の城壁や高低差を上手に生かした素晴らしいロケーション。
本当は大きな木の道を挟んで向かい側にあるテラス席で食べてる予定だったんですけどね。笑
とはいえ、お店もフォーマルすぎずカジュアルすぎず入りやすい雰囲気で、店員のみなさんもとても感じよく、ゆったりとお食事できました。


とにかく寒いので、トラウトのスープを相方とシェア。
クリームベースのスープに低温で調理したトラウトサーモンが入ってるのですが、う、うまい!
濃度も味も濃すぎないスープは絶妙の味付けで、実は意外な主役が野菜。
炒めたポロネギと、あとは生の葉もの、あさつきなどが入っているのですが、一緒に食べるともーーーう、たまらなく美味しいのです。
トラウトがなくてもいいくらい(いや、でもトラウトももちろんおいしいのですが)。


トラウト続きですが、お肉メニューが中心だったので、メインはスモークしたトラウトのサラダ添えにしてみました。
これもまた美味。スモーキーなトラウトサーモン最高!
サラダは一見普通なんですが、ポロネギ、セロリ、プチトマトなんかは火を入れて味付けし、それを生の葉ものとミックスしていて、これがとても美味しかった。
相方はソーセージがメインのお皿を頼んで、それもかなり高評価だったようです。

寒くて心が折れがちだけど、お料理がほんとおいしくて救われます。
昨日と今日食べたものがエストニア料理と呼ばれるものなのかどうかはよくわかりませんが、いずれにしてもかなり口に合っています。
フレンチなどはちょっと濃くて2食続けては無理と思ってしまうのですが、この調子だとアジア系がなくてもしばらくいけそうな気がしています。


Leib Resto Ja Aed
Uus 31,Tallinn 10111, Estonia
http://www.leibresto.ee/

Myllärin

海外旅行のときはどの国でもたいていアパートを探して泊まっています(よさげなアパート探しは相方の担当です)。
ラグジュアリーなホテルも快適だとは思うのですが、私たちは毎日洗濯ができて、たまに何か宿で食べたいときはキッチンが使えると便利だし、その国の暮らしぶりを少し垣間みることもできるので、いつからかそうなりました。
今回は広々としたワンルームで(普段はリビングとベッドルームが分かれていることがほとんど)、静かだしきれいだし安いしオーナーさんが親切だしで言うことなしです。


とはいっても、実際アパートで食事をすることはほとんどなかったりするんですが、昨日は夕方近所のスーパーに行ったので、朝ごはん用にシリアルを買って食べました。
完全にジャケ買いでこのMyllärinというミューズリーにしたのですが、正解!
一緒に買ったグリークヨーグルトも美味しくて、ミューズリーのバナナ&ブルーベリーのせ+牛乳&ヨーグルトで朝からたくさん食べました。
おじさんがレトロでナイスだし、重くなければ買って帰るんだけどな。
今日は中央市場でいちごとブルーベリーを買ったので、明日の朝もまたこれです。

Kohvik Till ja Kummel

フランクフルト経由でヘルシンキに入り、ランチとお茶と防寒着のお買い物をした後、高速艇で1時間半、エストニアのタリンにやってきました。
昨日は気温が28度だったらしいけど、さきほど温度計を見ると7度。
風が吹くとなかなかの寒さです。
着いたのが夕方だったので、スーパーで少し買い出しをし、ごはんを食べて本日の予定は終了。


旧市街にあるKohvik Till ja Kummelというカフェレストランにゆきました。
21:00前でこの明るさ。
いまこちらの時間で23:00前ですが、まだ薄暗いです。


カトラリーやパンの出し方、真似したいなー。


Fishcake with white bean-wild garlic cream and asparagusというシグネチャーらしきお皿とサラダを頼んでみました。
お魚のハンバーグみたいなものですが、ハーブが効いたさわやかなソースとぴったり。
日本はもちろん、フランスやイタリアでも食べたことのない珍しい味付けが美味でした。
旬のアスパラガスもとってもおいしかったー。


店内もテラス席も街並みとマッチしていて素敵なのですが、この雰囲気とお味で1皿7〜10ユーロ程度というリーズナブルなお値段も魅力的。
滞在中にもう1回来るかもです。


Kohvik Till ja Kummel
http://www.till-kummel.ee/
Nunne 7, 10133 Tallinn